ホンダがロシアGPで、再びトラブルを発生させた。ロシアGPのフリー走行1回目の終盤に「ノー、パワー」と言ってストフェル・バンドーンのマシンがピットインしてきたのである。
ホンダによれば、「MGU-Kに何らかの問題があった疑いがあるものの、詳細は現在調査中」だという。
ただし、調査の結果を待ってからではフリー走行2回目への対応が遅れるため、フリー走行1回目終了とともに、ホンダは「ESとCEを除くすべてのコンポーネントを積み替える」という。「つまり、MGU-Hとターボは5基目となるので、15グリッド(最初の5基目の10グリッド+5グリッド)ダウンとなる」ということだ。
ちなみにICEとMGU-Kも同様に新しいものと交換されるが、こちらはともに3基目なのでペナルティの対象とはならない。
現在、マクラーレン・ホンダはフリー走行2回目に向けて、バンドーンのマシンを整備中だ。