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F1ロシアGPに備えターン2にショートカット防止策。スピードバンプが設置

2017年04月28日 16:12  AUTOSPORT web

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2016年F1ロシアGPで発生したクラッシュ
FIAは、ロシアGPでドライバーがコーナーをショートカットするのを防ぐために、サーキットのターン2に変更を加えた。

 ソチ・オートドロームのターン2にスピードバンプが設置され、縁石も同様に変更された。

 ターン2はタイトな右コーナーで、周回最初のビッグブレーキングが行われる箇所であり、特にスタート直後、コースオフなど、過去に何度も事故が起きている。また、コース外を使ってターン3に向かってよりよい加速を得るという手段もとられている。

 これを阻止するためFIAは、高さ50ミリのオレンジ色のスピードバンプをターン2の出口に、コースの端から3メートルの位置に設置したことを、各チームとドライバーに通達した。

 ドライバーは、この場所でコース外に出た場合は、長い縁石に沿って走った後にコースに戻らなければならないと伝えられた。
   
 F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングによる通知書には次のように記されている。
「ターン2を通過する際にコース上を使えず、完全にエイペックスのオレンジ色の縁石左側を通ったドライバーは、人工芝の端にある2番目のオレンジ色の縁石の左側を走行し、ターン3の入り口で安全にコースに合流しなければならない」