MotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターは、負傷したアレックス・リンスの代役としてスズキのMotoGPテストライダーを務める津田拓也を第4戦スペインGPで起用すると正式に発表した。
MotoGP第3戦アメリカGPのフリー走行3回目に転倒、左手首を骨折してレースを欠場したアレックス・リンス。レースウイーク後、リンスはスペインのバルセロナに戻り手術を受け、手術は無事成功した。
月曜日にはバルセロナに戻っていたリンスだったが、患部が炎症を起こしていたため、木曜日まで手術を待つことになった。リンスは2枚のチタンプレートにより骨折部を固定する手術を受け、10日間ほど安静にしてリハビリを開始する予定だ。復帰までには6週間から8週間がかかる見込みとなっている。
来週末にはスペインのヘレスで第4戦スペインGPが開催されるが、リンスは欠場。代役として、スズキのMotoGPテストライダーを務める津田拓也の起用が決定した。
津田はこれまでテストでGSX-RRを走らせてきたが、MotoGPの実戦は初参加となる。ヘレスはテストで走行経験があり、スペインGP翌日のオフィシャルテストにも参加予定。津田の加入でマシン開発がさらに進むことが期待される。