F1ロシアGPを前に、レッドブルF1チームのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが、週末のレースに向けた抱負を語った。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン
ここは面白いコースなんだ。長いストレートが多い割に、レッドブルとスクーデリア・トロロッソは過去にもかなり好調だった。
ここは特別なサーキットで、まだとても新しい。オリンピックパークの中心にあるからか、特別な雰囲気があるね。ほとんどのコーナーが90度になっているけれど、これは普通ならあまり経験しないものだ。高低差の少ないフラットなコースで、難しいブレーキングゾーンがいくつかある。
高速コーナーから低速コーナーに向かっていくときに、最高なブレーキングをするのはいつだって難しいんだ。ロシアでまた良いレースを走れることを、本当に楽しみにしているよ。
昨年はソチのシティセンターを訪問した。かなり興味深いものだったし、とても良いレストランを見つけたんだ。今年も絶対にまた行きたい。でも、レストランの名前は秘密にしておこうかな。
ダニエル・リカルド
あのコースはもう何度か経験しているし、アスファルトの状態は良くなっていると思う。最初の数年はオースティンと少し似た感じで、路面が落ち着くまでに時間がかかっていたんだ。でも今年の路面はもっとグリップがあるだろうし、いまのマシンだとかなり速くなるはずだ。これまでよりも、もっと楽しめるようになると思うから、期待している。
せわしなく走るコースなので、休憩している時間があまりない。確かに長いストレートはあるけれど、それ以外はずっと忙しいんだ。頭を使い続けなければいけない。
コースのいくつかの部分が、インドのサーキットを思い起こさせる。高低差がなくて、縁石を使いやすい。3速、4速を使うコーナーも多いね。あそこでレースを始めてから、だんだんレイアウトを好きになっていった。
今年はいつもより季節がちょっと後になったから、少しは暖かくなるかな。とても素敵な場所で、僕らのホテルは海のすぐ近くにあるんだ。でも海は冷たすぎるから、まだ入ったことはないんだけどね。