2017年からフランスのコミック『ミシェル・ヴァイヨン』とコラボレーションし、WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦しているレベリオン・レーシングが、同作品をオマージュした特別カラーを公開した。
ミシェル・ヴァイヨンは、1957年にジャン・グラトンが連載を開始したシリーズ。主人公のミシェルがF1やル・マン、ラリーやバイクレース等、さまざまなモータースポーツに挑戦していく物語だ。
これまでコミックやアニメで展開されたほか、2003年にはリュック・ベッソンがル・マンを舞台に実写映画化。フランスでは高い人気を誇っている。
WEC第2戦スパ・フランコルシャンのプレスカンファレンスで発表された新カラーは、6月2日に発売される同作品の新シリーズ『レベリオン』からインスパイアを受けたもの。
レッド、ブルー、ホワイトの鮮やかなトリコロールカラーは、これまでWEC公式テスト、開幕戦シルバーストンで使われたホワイトを基調としたカラーリングから大きくイメージが変わった。
チームが走らせる2台のオレカ07・ギブソンがこのカラーリングを纏うのは6月4日のル・マン・テストデーとなる見込みで、5月4~6日の第2戦スパではこれまで通りのカラーリングが使用される。
なお、チームは第2戦のレース期間中、昨年まで使用していたマシン、レベリオンR-One・AERにオマージュカラーを施したショーカーをパドックに展示するという。