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アダム・レヴィーン、ファンに射殺されたクリスティーナ・グリミーを追悼し名曲を熱唱

2017年04月27日 18:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アダム・レヴィーン「ずっと君を恋しく思う」(出典:https://www.instagram.com/nbcthevoice)
2016年6月のこと、歌手クリスティーナ・グリミーはコンサートの終了後に大勢集まったファンのためにサイン会を開催。そこで近寄ってきたファンを抱きしめようとしたところ、同人物により数発の銃弾を浴びせられた。このときクリスティーナの家族が犯人に突進したが間に合わず、犯人はその場で自分に向けて発砲し自殺している。その痛ましい事件から間もなく1年。人気番組『The Voice』で彼女のコーチを務めたアダム・レヴィーンが同番組で彼女への想いを語り、早すぎる死を改めて悼んだ。

このほど『The Voice』の収録スタジオにてホストが故クリスティーナ・グリミーに言及し、まずはこのように語った。

「この番組では、ファミリーは非常に大事なものです。昨年は悲劇的にも、才能があり美しくもあったクリスティーナを喪いました。」

またホストは銃による事件に影響を受けた人々、また乳がんの家族をもつ人々に救いの手を差し伸べる基金『Christina Grimmie Foundation』が設立されたと発表。その後アダム・レヴィーンもステージに上がり、緊張した様子でこう語った。

「ああ、神様。僕は彼女をとても愛していました。」
「彼女に会えないことを悲しく思います。」
「ここに彼女がいないなんて、なんて不公平なことでしょう。ここで僕達はちょっとした歌を捧げたいと思います。」
「クリスティーナ、僕達は君を愛しているよ。」

その後、アダムがコーチを務めた数名がステージへ。アダムと共にビートルズの名曲『ヘイ・ジュード』を美しく歌い上げた。

22歳で人生これからという時に熱狂的なファンに発砲されたクリスティーナは、頭部や胸部に銃弾を撃ち込まれ数時間後に死亡を宣告された。一方的に思いを寄せていたファンは、法に裁かれることもなく自殺。当然遺された家族の悲しみは深く、アダムは「葬儀費用を負担させてほしい」と家族に連絡し、深い悲しみを分かち合ったという。ちなみにセレーナ・ゴメス、ジャスティン・ビーバーらも彼女とは親しかったといい、別々のステージに立ち涙を流して友の死を悼んだ。

出典:https://www.instagram.com/nbcthevoice
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)