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モンツァラウンドで2台目のラーダ登場へ。TCRドライバーがWTCC転向

2017年04月27日 18:22  AUTOSPORT web

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RCモータースポーツが走らせるラーダ・ベスタWTCC
TCRインターナショナルなどに参戦していたアメリカ人ドライバー、ケビン・グリーソンがWTCC世界ツーリングカー選手権モンツァへスポット参戦する見込みだ。

 グリーソンはシリーズ発足初年のTCRインターナショナルに参戦。シーズン2勝を挙げ、ドライバーズランキング5位につけたほか、2016年も数戦にスポット参戦し、マレーシア・セパンで行われた第20戦を制している。

 そんなグリーソンは今季、TCRからWTCCへ活動の場を移すこととなる。グリーソンはRCモータースポーツが走らせるラーダ・ベスタWTCCでシリーズデビューを果たす見込み。

 この結果、イタリア・モンツァで行われる第2ラウンドには16台のマシンが揃うこととなる。

 チームとグリーソンは現地火曜日、フランス・マニクールにあるRCモータースポーツの拠点でテストを実施している。

「先週までTCRインターナショナルシリーズに参戦するための契約に取り組んでいたから、一週間後にWTCCのグリッドを手に入れられたなんて少し驚いたよ」とグリーソン。

「ここ数年、WTCCの情報は追っていたし、いくつかのレースは見に行った」

「プロ意識の高さ、参戦するドライバーのスキルの高さにも感銘を受けた。だからRCに加入する話を貰ったとき、僕はそのチャンスに飛びついたんだ」

「トップレベルのドライバーたちに加わり、激しいバトルを演じるのが楽しみだよ」

「ひとつ残念なのは、突如参戦することになったかから、マシンを初めてドライブしたのが直前だったこと。モンツァでは過度な期待を抱かないようにするよ」

 現時点で正式発表はされていないものの、RCモータースポーツはモンツァラウンド以降もグリーソンを起用したい意向だという。