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MotoGP:F1メキシコGPの開催地がMotoGPの開催を検討

2017年04月27日 14:32  AUTOSPORT web

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将来のMotoGP開催を検討しているエルマノス・ロドリゲス・サーキット
F1メキシコGPの開催場所であるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは将来のMotoGP開催を検討している。

 改修が終わり2015年にF1のカレンダーに復帰したメキシコシティの同サーキットは、WEC世界耐久選手権およびフォーミュラEの開催地でもある。

 サーキット改修の間、主催者のCIEグループは、MotoGPもしくは当初の狙いだったメキシコで初となるスーパーバイク世界選手権(SBK)のどちらかの二輪レース開催について検討していた。

 FIM国際モーターサイクリズム連盟の安全委員会メンバーを務めるフランコ・ウンチーニはオースティンでのアメリカGPの後、コースの適合性評価のため月曜日にサーキットを訪れた。

 主催者たちは今では FIMのレーティングであるグレードBが義務付けられているSBKよりもグレードA取得が必要なMotoGPに狙いを定めている。

 サーキットは都心部に位置しており、工事を行う際は地元自治体の承認が必要となる。そのため安全性を向上するための工事が一番の困難になると考えられている。

 2018年はタイが開催地に追加されると予想されており、フィンランドとカザフスタンも候補に名を連ねている。メキシコもMotoGP開催を検討する会場のグループに加わることになった。

 ドルナスポーツの代表カルメロ・エスペレータは、以前よりMotoGPは年間20レースを超えることは「決してない」と述べている。タイが開催地となった後は、既存の会場が撤退しない限り空き枠はあとひとつとなる。