トップへ

渋谷・原宿・青山を繋ぐ新施設「渋谷キャスト」内部が公開 4月28日開業

2017年04月26日 15:35  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

渋谷キャスト外観 Image by: FASHIONSNAP
渋谷・宮下公園近くの宮下町アパート跡地に開業する新複合施設「渋谷キャスト」の内部が、28日の開業に先駆けて報道陣に公開された。地下2階、地上16階から構成される施設には、賃貸住宅、シェアオフィス、トークショーや展示会など様々な用途で活用できる多目的スペース、事務所が入居するほか、低層階には飲食店やスーパー、ベイクルーズによる新業態が出店。様々な機能を併せ持つ施設として「クリエーティブな人々が遊び、働き、住む場所」を目指す。

 渋谷キャストを手掛ける渋谷宮下町リアルティには、東京急行電鉄をはじめとする4社が出資。東急は渋谷ストリームや渋谷代官山Rプロジェクトなど渋谷駅周辺の再開発を目的とした7つのプロジェクトを進行しており、渋谷キャストもこの一貫となる。
 正面入り口となる明治通り沿いには、四季によって異なる表情を見せる広場を設置。広場ではイベントが開催されるほか「ジェイエス カリー(J.S. CURRY)」などフードトラックの食事も楽しめる"憩いの場"として提供する。グラウンドフロアと1階に出店する路面店には、音楽カルチャーに焦点を当てたベイクルーズの新セレクトショップ「PULP 417 ÉDIFICE」やデリカフェ「PULP Deli&Cafe」をはじめ、「東急ストア フードステーション」、奥渋谷を中心に複数のビストロやカフェを運営するプフラによる新カフェ「オーレ(Åre)」、「RIGOLETTO」の集大成となるスパニッシュイタリアン「THE RIGOLETTO」の4店舗がラインナップする。
 2~12階はベイクルーズをはじめとするアパレル・IT・デザイン系の企業が入居する大規模賃貸オフィス、14階は短中期滞在者に向けたサービスアパートメント、15~16階は一般賃貸住宅として展開。ラウンジやテラス、ジムなど共有空間を設けた13階の賃貸住宅はデザイナーやプランナー、コンサルタント、ミュージシャンなどクリエーター向けの住居として展開し、入居者同士のコミュニティを活性化する。住居、オフィス、ショップなど様々な目的で施設に集うクリエーティブな人々が意見やアイデアを交換し、新たな文化を生み出す場所を目指す。
■関連記事・キャットストリート入口の新施設「渋谷キャスト」が4月28日に開業へ、テナント発表(2017年3月30日)
■渋谷キャスト住所:東京都渋谷区渋谷1-23-21敷地面積:約5,020平方メートル延床面積:約3万5,000平方メートル