米ペンシルバニア州マウント・レバノンで先日、ある高校の教員が逮捕されました。彼は事もあろうに、自分の教え子とその親が積み立てていた修学旅行のためのお金を、2010年から計98回も勝手に引き出していたというのです。
マウント・レバノン高校でドイツ語を教えていたクリスチャン・スタイン容疑者(55歳)は、毎年夏休みの期間、生徒のドイツ修学・語学旅行を引率していました。そして、その旅行費用は生徒とその保護者が何か月も前から、スタイン容疑者が管理する預金口座に振り込むシステムになっていたのです。
しかし、この口座から不定期にお金が引き出されていたことが発覚します。警察が捜査を開始したところ、スタイン容疑者が個人的な消費のために、預かったお金を横領している疑いが浮上。総額は5,000ドル近くにも上ったそうです。
警察の捜査が入ったことを知ったスタイン容疑者は警察に自首。横領の事実も認め、逮捕されました。生活に困っていた、というのが生徒のお金に手をつけた理由とのことですが、旅行を楽しみにしていた生徒たちは、信頼すべき存在の教師が自分たちの旅行費用を着服していたと知り、ショックを受けたに違いありませんね。
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