2017年04月26日 05:03 リアルサウンド
ウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』が、『犬ヶ島』の邦題で2018年春に日本公開されることが決定。さらに、日本人ボイスキャスト第1弾として、RADWIMPSの野田洋次郎と夏木マリの参加が発表された。
参考:ウェス・アンダーソン最新作『Isle of Dogs』製作開始 監督から日本のファンに向けたメッセージも
第87回アカデミー賞で最多タイとなる4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』に続くアンダーソン監督最新作となる本作は、日本を舞台にしたストップモーション・アニメーション。失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅を描く。
ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といった、アンダーソン監督作品常連俳優陣に加え、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコらが声優として参加している。
日本人ボイスキャスト第1弾として本作への参加が発表されたRADWIMPSの野田は、「ニュースキャスター役で参加させてもらいました。iPhoneのボイスメモ機能を使っての台詞のやり取りから始まりました。そのデータを送って、返ってきて、修正して。はじめての経験で面白かったです。僕自身ストーリーの全容をまったく見ずに断片的に関わらせて頂いたので完成を観るのが今から楽しみです。とても幅広いキャストに象徴されるように、きっとボーダーレスでどこまでも自由なウェス・アンダーソン監督の作品になるのかなと期待しています」とコメントを寄せている。
また、本作のオンラインポスタービジュアルが全世界同時公開された。ポスターには、パラシュートを携えた飛行服を来た少年が“犬ヶ島”らしき場所に降り立ち、その周りを5匹の犬が囲んでいる様子が捉えられている。(リアルサウンド編集部)