2017年4月24日
プレスリリース
アメリカGPで、ドヴィツィオーゾが6位フィニッシュ、ロレンソは9位完走
MotoGP第3戦のアメリカGPが、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催され、ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソは、それぞれ6位と9位でこのラウンドを終えた。
ドヴィツィオーゾは予選7番手、3列目からのスタートとなった。
オープニングラップ終了時点で8位、その後、チームメイトを含めて二人をオーバーテイクして6位にポジションを上げた。ドヴィツィオーゾは、ゴールまでこの順位を維持してチェッカーを受けた。
ロレンソは予選6番手。ドヴィツィオーゾよりひとつ前の2列目からスタートした。
オープニングラップ終了時点ではグリッドと同じ順位をキープしていたが、2周目にドヴィツィオーゾにパスされた。
18周目まで7位を走行していたものの、終盤にイアンノーネ(アンドレア:スズキ)とペトルッチ(ダニーロ:プラマック・ドゥカティ)にかわされ、9位でゴールラインを通過した。
第3戦終了時点で、ドヴィツィオーゾは30ポイントを獲得してライダーズ・ランキング4位。ロレンソは12ポイントで13位につけている。
2017年シーズン最初のヨーロッパ・ラウンドとなる第4戦スペインGPは、5月5日~7日にヘレス・サーキットで開催される。
■レース後コメント
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04)6位
「厳しい週末だった。レースを含めて、一度も期待したペースで走れなかった。自分自身の期待が高かっただけに悔やまれる」
「いずれにしても、マシンの限界を引き上げて、どのサーキットでもライバルと互角に走れるようになるには、やるべき仕事が山積していることが再確認された」
ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99)9位
「フリー走行や予選のパフォーマンスからすれば、今日は予想以上に走れた気がする」
「当然だが、目標はもっと高いので、この順位では到底満足できないが、このレースでわずかでも前進できたという実感はある」
「フロントタイヤにグレイニングが発生して、ドヴィツィオーゾについて行けなくなるまでは、まずまず想定どおりのレースだった。タイヤトラブルさえなかったら、ドヴィツィオーゾの次にフィニッシュできていたはずだ」
「終盤にはこの問題が更に悪化して、イアンノーネやペトルッチにオーバーテイクされて、順位を2つ落とすことになった」