ポルシェ・モータースポーツが5月25~28日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間レースへの参戦体制を発表。計11名のドライバーを起用し、“グリーンヘル”制覇に挑む。
ポルシェは2017年のニュル24時間にファルケン・モータースポーツ、フリカデッリ・レーシング、マンタイ・レーシングを通じて計6台のポルシェ911 GT3 Rを投入する。
マンタイが投入する911号車をドライブするのはデュマ、リヒャルト・リーツ、フレデリック・マコウィッキ、パトリック・ピレの3名。アマクラスを戦う59号車はスーパーGTを戦うスベン・ミューラーを始めとしたハリー・プロチック、ラインホールド・レンガー、スティーブ・スミスの4名がステアリングを握る。
ファルケンが投入する44号車はイェルク・ベルクマイスター、マルティン・ラジンガー、ローレンス・バンスール、ディルク・ベルナーといったラインアップ。
フリカデッリは30号車と31号車、2台の911 GT3 Rを投入。30号車はクラウス・アベレン、ザビーネ・シュミッツ、アンドレアス・ツィーグラー、31号車はクラウス・バチュラー、ミカエル・クリステンセン、ルーカス・ルハー、ノーバート・ジドラーといった布陣となった。
ポルシェのGTカスタマーモータースポーツ・プロジェクトマネージャーを務めるセバスチャン・ゴルツは「我々は、VLN(ニュルブルクリンク・ロングディスタンス選手権)レースとニュルブルクリンク24時間レースで、カスタマーチームをサポートするため、ワークスドライバーと技術スタッフを提供する」と語っている。
「前哨戦であるVLN1とVLN2から、911 GT3 Rと我々のサポート、そしてファルケン・モータースポーツ、フリカデッリ・レーシング、マンタイ・レーシング各チームの技術を結集させてきた」
「我々は両レースでポールポジションと総合優勝、さらにアマチュアクラスの優勝も獲得している。ニュルブルクリンク24時間レースでも他社の強豪ワークスチームと競うことになる」