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トリンプがスポーツ市場参入、下着のノウハウ活かしたスポブラを国内で展開へ

2017年04月24日 15:54  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

発表会の様子 Image by: FASHIONSNAP
トリンプ・インターナショナル・ジャパンが、スポーツ用ランジェリー「トライアクション バイ トリンプ(triaction by Triumph)」を日本市場で展開することを発表した。4月26日に一部トリンプ取扱店及び、スポーツ専門店、公式オンラインショップで発売する。

 「トライアクション バイ トリンプ」は1950年代にヨーロッパで誕生し、現在世界40カ国で展開するグローバルライン。ヨーロッパでは売り上げが前年比約170%で伸びており、今年1月にはよりファッション性を訴求するため、モデルを起用した広告を展開するなどリブランディングを実施した。国内での展開ではスポーツアパレル市場が5年連続で拡大しているほか、東京五輪に向けたスポーツ市場の盛り上がりを背景に、独自の調査からファッション性の低さなど既存のスポーツブラへの不満を持つ女性層に向けて展開。同社にとってスポーツ市場は後発参入になるが、揺れや締め付けでバストを潰さないシルエットや他ブランドのS/M/Lなどの単純なサイズ展開に対し、カップとアンダーでのサイズを提案するなど下着メーカーならではの商品開発で既存メーカーとの差別化を図っていく。 ランニングやボクササイズなどの激しい揺れを抑える「カーディオ(Cardio)」ではスポーツブラでは珍しいワイヤー入りで立体的で美しいシルエットをつくるコントロールライト(5,900円)とモールド加工を施したジッパータイプのコントロールブースト(5,900円)を、ヨガやゴルフなど幅広いスポーツシーンに向けた「ストゥーディオ(Studio)」ではアウターに響きにくいモールドカップの010シリーズ(3,900円)をそろえる。デビューシーズンではブラのみの展開だが、秋冬シーズンにはボトムなどのラインナップおよび取扱店舗を拡充し、2017年の目標として取扱店150店舗、5,000万円の売り上げを掲げている。