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ベイクルーズのフィットネス事業が好調 LA発バーエクササイズで新トレンド創出へ

2017年04月23日 20:14  Fashionsnap.com

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野田晋作 上席取締役副社長 Image by: FASHIONSNAP
ベイクルーズが、カリフォルニア発のバーエクササイズ「カーディオ・バー(CARDIO BARRE)」を自由が丘に出店した。フィットネス事業では加圧トレーニングを中心とした「ビービーヴィ オラ(B・B・V ola)」に続く2ブランド目の展開となる。

 「カーディオ・バー」はマイケル・ジャクソンのバックダンサーを務めたほか、ハリウッド映画に出演するなどトップレベルの技術を持つダンサー リチャード・ジオーラ(Richard Giorla)が創立したバーエクササイズスタジオ。アップテンポな音楽に合わせてバレエの動きを取り入れたバーエクササイズや、脂肪燃焼に効く有酸素エクササイズ、筋肉トレーニングなどを融合したプログラムで、初心者でも気軽に取り組める内容であることからアシュリー・シンプソンやダコタ・ファニングなど多くのハリウッドセレブからも支持されている。
 ベイクルーズは2006年にフィットネス事業をスタート。アパレルや飲食事業で話題を集める一方で、フィットネス事業は3年連続で売上が伸長しており、2016年8月期決算では前年売上比107%と好調だ。同事業を手がける野田晋作 上席取締役副社長はトレーニングしながら盛り上がれるスタジオ型フィットネスに興味があったといい、ロサンゼルスでカーディオ・バーを体験した際に「スタジオの盛り上がっている雰囲気に加えて、男性の僕でも身体に効いている感覚があった。バレエは女性の憧れるスポーツで、動きや所作をフィットネス感覚で取り入れられるのはビジネスとして消費者に引っかかりやすいコンセプトだと感じた」と日本展開の経緯を説明している。メインターゲットは、ヨガやフィットネスを日常的に楽しむ東横沿線在住の30代女性。4月19日時点で約800人の体験レッスンの申し込みがあり、中には遠方に住む人もいるという。アパレル業界でフィットネス事業を展開している企業は数少ないが、野田氏は「ベイクルーズでフィットネス事業をやる上で、筋肉質な身体を作るのではなく、服をおしゃれに着られる"美しい体"を作るのが役目だと思っている」と話し、今後も同社が得意とする"トレンド発信"を強みに新ブランドの展開や出店拡大などを視野に入れるという。
■CARDIO BARRE 自由が丘店住所:東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘 5階TEL:03-5731-5670営業時間:平日 10:00~22:00     土曜 10:00~20:00     日曜・祝日 10:00~18:00
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