スーパーフォーミュラ開幕戦の併催レースとして開催される全日本F3第4戦/第5戦。すでに開幕ラウンドが岡山で開催されており、このレースは2ラウンドめとなる。21日(金)には午前、午後に1時間ずつの専有走行が行われたが、午前はアレックス・パロウ(THREEBOND)が、午後は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)がベストタイムをマークしていた。
チェッカーに向けて各車が続々とアタックを展開していき、ベストが更新されていくなかで、1分51秒082をマークしてきたのは、前日コースアウトも喫した坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)。しかし、チェッカー周に高星が1分50秒999をマークし逆転。最終的に高星が第4戦、第5戦ともポールポジションを獲得。これまで長年トムス勢優勢だった鈴鹿でのポール獲得を果たした。
2番手につけたのは坪井で、専有走行から好調だった阪口晴南(HFDP RACING F316)が3番手に、大津弘樹(TODA FIGHTEX)が4番手につけた。大津は第5戦の2番手も獲得。第5戦の3番手には坪井がつけている。予選序盤になかなかコースインできなかったパロウは、両戦とも5番手に終わった。
F3-Nは、第4戦は霜野誠友(CMS AVANTECH F306)がポール獲得。DRAGON(B-Max Racing F306)、長谷川良哉(Alb新潟第1ホテルSugar)が続いた。第5戦ではDRAGON、久保田克昭(Planex スマカメ・F308)、長谷川というトップ3となっている。