映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌をMr.Childrenが担当することがわかった。
主題歌に起用されたのは、Mr.Childrenの新曲“himawari”。劇中で小栗旬演じる現在の「僕」の想いや過去への回想を歌で表現できるアーティストとして、製作陣がMr.Childrenにオファーをし、同バンドが快諾したことから今回の主題歌起用が実現したという。
桜井和寿(Mr.Children)は“himawari”について「この物語の中にある苦しい程の美しさ、強さ、優しさ、残酷さ それらを包み込みながらも更に拡がりを持って押し出していける、そんな音を探して探して、やっとのこと辿り着いた曲は、自分の想像を超え、また新しい力を与えてくれるものでした。この映画に、物語に感謝です」とコメント。
また原作者の住野よるは、「楽曲のタイトルが『himawari』、桜良(さくら)をヒロインとしたこのお話の主題歌に夏の花のタイトルがついていたことに想像を悠々と超えられた感覚があったのですが、それ以上に、桜が散ってもその先に足を踏み出さなくてはならない、主人公やこの映画を観た全ての人にとってとても重要な曲になると感じています」と太鼓判を押している。
7月28日から全国で公開される『君の膵臓をたべたい』は、膵臓の病気を患うクラスメイト・山内桜良の闘病日記「共病文庫」を偶然見つけた高校生の「僕」が、死期が迫る桜良と心を通わせていく様子を描いた作品。桜良の死から12年後に教師になった「僕」が学生時代を回想するという構成で過去と現在の2つの時間軸が描かれる。桜良役を浜辺美波、12年前の「僕」役を北村匠、現在の「僕」役を小栗旬、桜良の親友・恭子役を北川景子が演じる。
■桜井和寿(Mr.Children)のコメント
この物語の中にある苦しい程の美しさ、強さ、優しさ、残酷さ
それらを包み込みながらも更に拡がりを持って押し出していける、そんな音を探して探して、やっとのこと辿り着いた曲は、自分の想像を超え、また新しい力を与えてくれるものでした。
この映画に、物語に感謝です。
■住野よるのコメント
自分や自分の書いたお話がMr.Childrenさんと関わる日が来るなんて思ってもみませんでした。映画にとって主題歌はもの凄く大事なものだと思います。たとえば映画に対する評価をひっくり返してしまうような重要性を持っているものではないかと。そんな主題歌に、今回Mr.Childrenさんが映画全体を包み込むようなスケールの楽曲を提供してくださったこと、本当に「君の膵臓をたべたい」は幸せだなと思っています。楽曲のタイトルが「himawari」、桜良(さくら)をヒロインとしたこのお話の主題歌に夏の花のタイトルがついていたことに想像を悠々と超えられた感覚があったのですが、それ以上に、桜が散ってもその先に足を踏み出さなくてはならない、主人公やこの映画を観た全ての人にとってとても重要な曲になると感じています。