2017年度後期のNHK連続テレビ小説『わろてんか』の追加キャストが発表された。
10月2日から放送される『わろてんか』は、明治から昭和初期の大阪を舞台にした作品。主人公の藤岡てんが夫婦で小さな寄席の経営を始め、やがて日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性と言われるまでを描く物語となり、吉本興業の創業者・吉本せいをはじめとする当時の芸人や文化人が物語のモチーフとなる。これまでにヒロインのてん役をオーディションで選出された葵わかなが演じることが明らかになっていた。
今回出演が発表されたのは、大阪船場の老舗米問屋「北村屋」の長男で、てんの夫となる北村藤吉役の松坂桃李、密かにてんに想いを寄せるいとこ・武井風太役の濱田岳、てんの結婚相手になるはずだった青年実業家・伊能栞役の高橋一生。さらにてんの家族を演じるキャストとして父・儀兵衛役の遠藤憲一、母・しず役の鈴木保奈美、祖母・ハツ役の竹下景子、兄・新一役の千葉雄大、妹・りん役の堀田真由、てんに付く女中・トキ役の徳永えりの出演が明らかになった。あわせて音楽を横山克が担当することもわかった。