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心臓移植に直面した人々の24時間を描く 仏映画『あさがくるまえに』

2017年04月20日 12:22  CINRA.NET

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『あさがくるまえに』 ©Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilms
映画『あさがくるまえに』が、9月16日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

2003年にフランスで出版されたメイリス・ド・ケランガルの小説を映画化した同作。自動車事故で脳死状態に陥った青年と、心臓疾患を抱えて臓器提供を待つ女性を中心に、心臓移植に直面した家族や恋人、医者の葛藤を24時間の物語として描く。幻想的な映像と最先端医療のリアルな描写も見どころのひとつとなる。

メガホンを取ったのはカテル・キレヴェレ。出演者には、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』で主演を務めるたタハール・ラヒム、ロマン・ポランスキー監督のブラックコメディー『毛皮のヴィーナス』のエマニュエル・セニエ、グザヴィエ・ドラン監督の『Mommy/マミー』で主役を演じたアンヌ・ドルヴァルらが名を連ねている。

なお同作は、6月22日から東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催される『フランス映画祭2017』でも上映される。