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“命のやりとり”に直面した人間の葛藤描く カテル・キレヴェレ『あさがくるまえに』公開へ

2017年04月20日 11:33  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilms

 『スザンヌ』のカテル・キレヴェレ監督最新作『あさがくるまえに』が9月16日に公開されることが決定した。


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 本作は、2003年に出版されたメイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマ。友人たちとル・アーヴルにサーフィンに出かけた帰りに自動車事故を起こし脳死状態になったシモンや、心臓疾患を抱えパリで臓器提供を待つクレアら、心臓移植という“命のやりとり”に直面した家族、恋人たち、医者たちの心の揺れや葛藤を描く。


 キャストには、『ダゲレオタイプの女』のタハール・ラヒム、『毛皮のヴィーナス』のエマニュエル・セニエ、『Mommy/マミー』のアンヌ・ドルヴァルらが名を連ねている。


 なお本作は、6月22日から25日にかけて有楽町朝日ホールほかにて開催される「フランス映画祭2017」に正式出品されることも決定している。(リアルサウンド編集部)