MotoGP：ビニャーレス「オースティンは得意なコースだ」／第3戦アメリカGP モビスター・ヤマハコメント

MotoGP第3戦アメリカGPの開幕前に、モビスター・ヤマハMotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが意気込みを語った。

■ビニャーレス「オースティンは得意なコースだ」
　今年からヤマハに移籍、シーズンオフのテストからトップタイムを連発して好調だったマーベリック・ビニャーレス。

　シーズンが始まっても開幕戦カタール、第2戦アルゼンチンと連勝を飾り、好調さをキープ。3年目のMotoGPクラスでポイントランキング1位を維持し、一躍チャンピオンの有力候補に名乗りを上げた。

　第3戦アメリカGPの舞台、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）ではMoto3チャンピオンを獲得した2013年に2位入賞、Moto2時代の2014年にはMoto2クラス初優勝を達成。MotoGPステップアップ1年目の2015年に9位、昨年は4位に入賞している。

「オースティンはMoto2クラスで初優勝を達成したコース。ここは得意なコースだ」とビニャーレス。

「去年のアメリカGPでもベストな結果だったから、僕のライディングスタイルには合っているコースだと思う」

「アップダウンの多い、高低差のあるコースは大好きなんだ。YZR-M1がこのコースでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだよ。レースに向けて自信があるし、いいレースウイークを過ごせると思う」

■ロッシ「フリー走行からパフォーマンスを向上させたい」
　開幕戦カタールで3位、第2戦アルゼンチンで2位と連続表彰台を獲得したバレンティーノ・ロッシ。

　開幕前のテストではマシンのセットアップが決まっていない様子だったが、シーズンが開幕するとベテランらしくうまくマシンセットアップをまとめ、チームメイトのビニャーレスに続いてランキング2位につけている。

　COTAでは2013年6位、2014年8位、2015年3位、2016年リタイアと、表彰台獲得は一度のみ。昨年はレース序盤にミスを犯し、スリップダウンでリタイアを喫した。

「テキサスを再び訪れることができてハッピー。オースティンは大好きなコースだ」とロッシ。

「序盤の2戦はとてもうまく行った。今回も初日のフリー走行からパフォーマンスを向上できるようにしたいと思う」

「多くの仕事があるが、バイクとチームに自信がある。オースティンはとても難しいコースだが大好きだ」

「去年は決勝朝のウオームアップで大きく前進したけど、決勝ではミスを犯して転倒してしまった。今年はいいレースがしたい。アメリカのサーキットの雰囲気が大好きなんだ。ここに来るたびにハッピーになるよ」