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ホンダ、CBR1000RR SP2ベースのロードレース専用車を4月20日発売

2017年04月19日 16:53  AUTOSPORT web

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ホンダが4月20日に発売するロードレース専用車『CBR1000RR SP2 レースベース車』
ホンダは、二輪スーパースポーツモデルの『CBR1000RR SP2』をベースとしたロードレース専用車『CBR1000RR SP2 レースベース車』を4月20日に発売する。

 ベース車となるCBR1000RR SP2は9年ぶりにフルモデルチェンジが行われたCBR1000RRに、サーキット走行を想定した改良が加えられたモデル。通常モデルからエンジンの吸排気バルブ、新設計のシリンダーヘッドやピストンが搭載されている。

 4月20日に発売されるレースベース車は、そこからさらにラジエーターやオイルクーラーをレース専用品に変更。レース参戦に向けたモディファイを前提としたパーツ構成となっているほか、不要な灯火器類も取り外されており、よりローコストでレースを戦える1台となっている。

 ボディカラーはブラックの1色。メーカー希望小売価格は税込178万2000円となっている。なお、このマシンはサーキット走行専用車のため、一般公道での走行はできないので、ご注意を。

 ベース車となるCBR1000RR SP2との主な変更点は以下のとおり。

・灯火器類:廃止(ヘッドライトはケースのみ装着)
・ラジエーター:レースベース専用(高密度化)
・オイルクーラー:レースベース専用
・ウォーターホース:レースベース専用
・排気系:排気バルブ、キャタライザーを廃止
・カウル類:塗装およびストライプ、一部のカウル類を廃止
・フューエルタンク:スチール製フューエルタンクへ変更
・フロントブレーキキャリパー:TOKICO製へ変更
・前・後サスペンション:SHOWA製へ変更
・前・後ホイール:ENKEI製へ変更
・メーター:北米向け仕様を装着
・その他:ABSシステムを廃止