映画『海辺の生と死』の場面写真が公開された。
島尾敏雄が自身の戦争体験をもとに執筆した小説『島の果て』と、島尾敏雄の妻・島尾ミホが敏雄との出会いなどを綴った『海辺の生と死』の2作品を原作にした同作。、第二次世界大戦末期の奄美群島・カゲロウ島を舞台に、島にやってきた永山絢斗演じる海軍特攻艇の隊長・朔と、満島ひかり演じる国民学校の教師・トエが激しく惹かれ合う様が描かれる。
公開された場面写真では、朔とトエが向かい合って食事をしている姿や、トエが朔の腕を握って目を見つめている様子、トエが寝床で微笑みながら封筒を眺めるシーンや、海岸を前にする2人の後ろ姿などが確認できる。『海辺の生と死』は7月29日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。