モビリティランドは、鈴鹿サーキットで7月27日~30日に行なわれるFIM世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会に、第3回大会で優勝したグレーム・クロスビーが来場することを発表した。
クロスビーはニュージーランド出身のライダーで、第1回大会から第13回大会の間で10回の参戦を経験。1980年代の鈴鹿8耐を代表するライダーのひとりだ。
第3回大会では、すでに今年の鈴鹿8耐への来場が決定しているウェス・クーリーとチームを組み、ヨシムラを優勝に導いた。
そんな往年の優勝コンビが40回記念大会となる鈴鹿8耐で再び共演することになった。出演が決まったクロスビーは次のようにコメント。
「初めに、鈴鹿サーキットが8時間耐久ロードレースの40回記念大会を迎えることを祝いたいと思う」
「その慎ましかった始まりから、一貫して私はこのイベントに強い関心を持っていたが、『世界で最も名声のある象徴的なモーターサイクルイベント』と認識されるようになり、このモータースポーツの旋風の中に私が関われたということを誇りに思っている」
「今日このイベントを観ていると、何千人もの観衆やオフィシャル、チーム、ライダー達が、この激しいレースの中で感情の浮き沈みを経験している」
「チームがどんなに勝利への作戦を立てようと、そこには勝者と、当然のごとく敗者がいる。しかし、8時間をやり遂げた後の光景がいかに厳しいものであっても、毎年ファンを引き寄せるものだ。今年も参加する皆さんの幸運を祈るよ」
クロスビーの出演イベントは決定次第、発表されるとのことだ。どんな共演を見せくれるのか楽しみだ。