4月22日から開催の鈴鹿2&4レースで初戦を迎える全日本ロードレース選手権のJSB1000クラス。JSB1000クラスへ8年ぶりに参戦する伊藤真一が新チームで挑む心境を語った。
3月に開催された東京モーターサイクルショーで発表されたホンダの新チーム『Team SuP Dream Honda(チーム・サップ・ドリーム・ホンダ)』。このチームは、ホンダに二輪パーツを供給するサプライヤー16社による連合チームで、二輪を構成する部品のスペシャリストが集結する。
この新チームのエースライダーに起用された伊藤は「一からのチャレンジになります」と新チームで挑む心境を語った。
「全日本ロードには一応全戦参戦を目標にしています。チームのみんなは(二輪パーツの)プロですけども、レースとなるとはじめての経験でしょうから、うまくチームをまとめて最初鈴鹿2&4レースに挑みたいと思います」
鈴鹿2&4では新型のCBR1000RRを使用するが、伊藤はまだ新型マシンに乗ったことがなく、チームもマシンの準備を終えていないという。
「マシンは新型のCBRを使用しますが、まだ形になってないので、そこは急ぎで今やってるところです。なのでぶっつけ本場のような感じになると思います」
「(鈴鹿2&4では)鈴鹿8耐に出場する権利を得るためのトライアウトがあります。まずはその重大な枠に入らなくてはいけないので、新型マシンでどこまでいけるかわかりませんが、頑張りたいと思います」
8年ぶりに全日本ロードへ参戦し、鈴鹿8耐のトライアウトに挑む伊藤。新チームでの活躍に期待したい。