トップへ

ウディ・ハレルソンの波乱万丈人生 「亡き父は元殺し屋」「マリファナは1年前に止めた」

2017年04月17日 20:45  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ウディ・ハレルソン「父を助けたくて数億円を費やした」
映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ハンガー・ゲーム』シリーズなどでお馴染みの個性派俳優ウディ・ハレルソン(55)がインタビューに応じ、「人にはパーティ狂だと思われているし、実際その通りだ」「でもマリファナを吸うのは、約1年前にやめた」と告白した。外見が怖いとも言われるウディは「殺人犯の息子」という事実も有名で、父は服役中に獄中死。ウディ本人もブレイクしたての頃に高級車を購入し、それを狙う何者かに銃を突き付けられ「死を覚悟した瞬間がある」という。

大変個性的な容姿と味のある演技で人気の高いハリウッド俳優ウディ・ハレルソンは、非常に複雑な家庭の出身だ。というのも父親はいわゆる殺し屋で、後に獄中死。本人もマリファナ栽培など何度も問題を起こし逮捕された過去がある。またブレイク後に大金を得た彼はポルシェを購入。その後ほどなくして見知らぬ人間に「車のカギと金を出せ」と脅迫され、「頭を銃でぶっ放す」と脅迫されもしたという。そんな彼は50代の今も賑やかで派手な遊びが好きだというが、少しは更生しているらしく『Vulture』にこう話している。

「人にはパーティ狂と思われているが、まあ、それは事実だな。」
「その一方で、今の俺はすごく節度があると思う。それに実際、ほぼ1年前にマリファナを吸うのは止めたんだ。」
「そう。本当はマリファナ煙草が好きなんだけど。でも今吸って、また吸い過ぎる生活に突然戻るのも変な話だろう?」

アルコールについては今も飲むというが、量は減らすよう努力しているそうだ。その一方でウディは努力家でもあり、大学の教育を受けきちんと卒業している。また殺し屋の父とは似た部分も多く関係は悪くなかったといい、過去にこう語っていた。

「何度も親父をムショから出してやろうとしたんだ。新たに訴訟を起こしてあげたかった。」
「親父にその価値があったのか。それは俺にも分からない。でも息子として親父を救いたかった。何億円も費やしたよ、不可能なことのためにね。数億円はすぐになくなった。何人も弁護士を雇ったからさ。」

波乱万丈で危険な人生を歩み、50代の今もパーティと酒を楽しむ日々というウディ。しかしその人生は、彼独特の凄みある絶妙な演技に間違いなく反映されているもよう。また陽気な性格ゆえに友人も多く、女優ローラ・ダーンやジェニファー・ローレンス、「U2」ボノや俳優リアム・ヘムズワースなどとも大変仲が良い。獄中死した父親とは顔も笑い方もソックリで驚いたと明かしたこともあるウディだが、彼が更生し立派な俳優としてハリウッドで生き残っていることを、悪行に手を染めた末に死去した父も嬉しく思っているかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)