ワハハ本舗の舞台『ラスト3 ~最終伝説~』が、5月24日から東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールCで上演される。
1984年に放送作家の喰始、久本雅美、柴田理恵、佐藤正宏らを中心に旗揚げされたワハハ本舗。『ラスト3 ~最終伝説~』は、2013年の『ラスト』、2016年の『ラスト2~New Hope 新たなる希望~』のシリーズ完結編となり、ワハハ本舗による「全体公演」が今回で終了することが明らかになっている。
劇中では久本雅美が結婚式を挙げる演出や、柴田理恵による一人芝居、裸になって演じるネタ、観客を巻き込んだパフォーマンスなどが披露される予定。構成・演出を務める喰は「演出家として引退する訳ではありませんが、今回をもって、喰始演出による全体公演は終了します」と宣言。公演の内容について、「涙とは言いませんが、感動となるファイナルステージを約束します」とコメントしている。チケットは現在販売中だ。
なお東京公演終了後は、全国24会場を巡る『「ラスト3」全国ツアー』を実施。千秋楽は8月26日に宮城・気仙沼市民会館で行なわれる。詳細はワハハ本舗のオフィシャルサイトをチェックしよう。
■喰始のコメント
今度こそ、今度こそ本当のラスト、最後の全体公演です。演出家として引退する訳ではありませんが、今回をもって、喰始演出による全体公演は終了します。久本、柴田ら劇団員は、「喰さんの演出じゃない全体公演はあり得ない」と言っているので、本当に最後になります。
スタッフを入れると総勢70名を超える大がかりな全体公演はこれが見おさめです。
実を言うと、「ラスト3」のエンディングの構想は「ラスト2」の時から固まっていました。「ラスト3~最終伝説~」と銘うった最後の全体公演がどんな風に終わるのか、どんなエンディングを迎えるのか、あなたの眼でぜひ見て下さい。確かめて下さい。
涙とは言いませんが、感動となるファイナルステージを約束します。