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40回目の開催を向ける鈴鹿8耐とル・マン24時間が共同会見を開催

2017年04月17日 18:03  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

鈴鹿8耐とル・マン24時間の共同会見
ル・マン24時間耐久ロードレース・鈴鹿8時間耐久ロードレース
共同会見開催について

 2017年4月14日(金)14:00(フランス現地時間)より、ル・マン24時間耐久ロードレースの会場であるブガッティサーキット(フランス/ル・マン市)にて、ル・マン24時間耐久ロードレースを主催するフランス西部自動車クラブ(Automobile Club de L‘ouest 、以下ACO)と世界耐久ロードレース選手権をプロモートするユーロスポーツ・イベンツ(EUROSPORT EVENTS、以下EEL)、ならびに鈴鹿8時間耐久ロードレースを主催する株式会社モビリティランドの3社による共同会見が開かれた。

 これは、今年ともに40回の記念大会を迎えるにあたり、両主催者ならびにプロモーターがさらなる相互協力をすすめ、シリーズの価値を世界に知らしめることを目的に、ル・マン市のジャン・クロード・ブラール市長および、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)のスティーブ・アイシュリマンCEOも参加して行われた。また、かねてからル・マン市と鈴鹿市が友好都市関係にあったことから、この度、双方の40回記念を記念した「鈴鹿市長賞」が優勝チームとライダーに贈られることとなり、その楯も紹介された。

フランス西部自動車クラブ(ACO) ピエール・フィヨン代表
「鈴鹿、そしてル・マンがともに40周年を迎え、今回鈴鹿サーキットからお越しいただいたことを心から歓迎する。鈴鹿とル・マンが、耐久レースの中心的存在として、歴史を築いてきた。40周年を迎える今年は、ル・マン24時間の歴史の新たな始まりである。我々は、将来に向けて、オートバイ耐久レースの持つ価値・強みを高めるとともに、鈴鹿との連携もさらに強め、オートバイ耐久レースの国際化に寄与していきたい」

ユーロスポーツ・イベンツ フランソワ・リベイロ代表
「ル・マン24時間の記念すべき40周年を心から祝福する。そして、その40周年を祝うためにル・マンを訪れた鈴鹿に感謝する。我々は、EWCの放映を世界7億世帯にまで広げ、今後も増やしていく。また、シリーズの舞台を東南アジアにも広げていく。ヨーロッパ、日本、アジアやアメリカから新たなチームが、この2大レースであるル・マンと鈴鹿を目指していけるよう、ル・マンそしてモビリティランドと協力して、できる限りの努力を続ける」

株式会社モビリティランド 取締役社長 山下晋
「ル・マンは偉大な歴史を持つサーキットである。この40周年を心から祝福する。ル・マン市と鈴鹿市のつながりは深く、1990年から友好都市提携を結んでいる。双方の交流そして耐久レースの価値を高めるために、私共は過去には鈴鹿8耐で日本人最上位となったチームを派遣するなどの取り組みを進めてきた。今回、ル・マン24時間と鈴鹿8耐がともに40回大会を迎えることを記念して、鈴鹿市より「鈴鹿市長賞」を預かり、優勝チーム・ライダーに授与させていただく。この賞が新たな友好の証になることを期待する。1978年に第1回が始まり、現在までに世界のトップライダーも数多く参戦し、多くのファンに楽しんでいただいた。近年増えつつある若者層をさらに増やす努力をするとともに、ACOならびにEELとの連携をさらに強め、世界そしてアジアにこのシリーズの魅力と価値を広めて行きたい。今日はその新たなスタートを切れたことを心から嬉しく思う」