2017年F1バーレーンGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは6位、ランス・ストロールはリタイアだった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=6位
素晴らしい一日だったと言えるだろうね。完璧なスタートを決めて、最高のレースができた。オープニングラップは本当にすごかったよ。まず、(ニコ・)ヒュルケンベルグを抜いて、ターン4ではキミ(・ライコネン)もパスしたんだ。僕はその後もずっとタイヤをうまく機能させ続けていて、セーフティカーの後ではダニエル(・リカルド)も抜いた。あれはいいオーバーテイクだったね。
ただ、その後は彼らもタイヤを使いこなしてペースを上げ始め、マシンの地力に勝るキミとダニエルには抜き返されてしまった。だけど、正直なところ、今日僕がフィニッシュしたポジションは僕らにとっては優勝にも等しく、チーム全体にとって重要なものだった。
今日はフランク(・ウイリアムズ)の誕生日だから、本当は彼に優勝をプレゼントしたかったが、この6位にはそれに近い価値がある。きっと彼も喜んで、このチームを誇りに思ってくれているはずだ。
ランス・ストロール 決勝=リタイア
(カルロス・)サインツがピットレーンから出てくるところは見ていた。ブレーキングゾーンでは僕の方が50~60メートルは前にいて、もうターンインを始めたところで、彼が横から突っ込んできた。それ以上言うことはないよ。ビデオもチェックしたけど、普通ならありえないようなクラッシュだった。あれがなければ、悪くないレースができたと思う。
スタートはあまり良くなくて、いくつかポジションを下げたものの、早めにピットに入って、ソフトタイヤで走り始めたスティントの最初はすごく好調だった。とにかくガッカリしている。この不運続きが、近いうちに好転することを期待するよ。腹を立てていても、前へは進めないからね。幸いなことに、まだレースはたくさん残っている。