2017年F1バーレーンGPの土曜予選で、トロロッソのカルロス・サインツJr.は16位、ダニール・クビアトは11位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
カルロス・サインツJr. 予選=16位
悔しいし、腹が立つ! 今日はQ3進出のチャンスが十分あったのに、それを逃してしまったんだ。トップ8に入ることだってできたと思う。最高の予選を走っていただけにがっかりしている。昨日はトラブルに見舞われたけれど、あっという間に遅れを取り戻して、速さを発揮していた。それなのに、またしても信頼性の問題が起きて、16番グリッドに沈むことになったんだ。
唯一ポジティブな点は、肝心のレースは明日で、明日はいい結果をかけて戦うチャンスがあるということ。ここではマシンのポテンシャルが高いと思うし、オーストラリア以来、かつてないほど速いだけに、Q1の途中でマシンを止めることになったのは本当に残念だ。
でもそのうち冷静になれば、なんとか立ち直れるだろう。状況に振り回されることもなくなるよ。僕はすでにレースに目を向けている。走行時間をかなり失ったことで(レースが)未知の領域になっているとはいえ、攻めていくつもりだ。即興でなんとかしなければならないこともあるだろうが、前にも経験はあるし、うまくやってきた。明日は最終的には良い1日になると、前向きに見ているよ。
ダニール・クビアト 予選=11位
今回の予選もかなりの接戦で、Q3にとても近いところまでいけた。残念ながらQ2での自己ベストラップの最中、最終コーナーでミスをしてコースオフしてしまった。みんなの気持ちを考えると残念だ。トップ10に入れれば、彼らにふさわしい結果をプレゼントできたのに。
それでもマシンに安定的に上位を走れるだけの性能があることは、とてもうれしい。昨日から今日にかけて進歩があり、マシンに乗っていてもいい感触を持てていた。
クリーンなラップを走れていれば、Q3に進出できただろう。マシンは速いからね。明日は11番手からのスタートになるけれど、戦略的な面から見ると、スタートするタイヤを選べることが有利だ。そこからポイント獲得をかけて戦えるはずだよ。