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ヨーロピアンF3:レース2は接戦を制したエリクソンに軍配。佐藤万璃音が入賞目前の11位

2017年04月16日 13:22  AUTOSPORT web

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FIAヨーロピアンF3 第1戦シルバーストン レース2を制したジョエル・エリクソン(モトパーク)
FIAヨーロピアンF3は4月15日、イギリス・シルバーストンで第1戦のレース2が行われ、ジョエル・エリクソン(モトパーク)がトップチェッカーを受けた。

 3番手グリッドからスタートしたエリクソンは、オープニングラップの6コーナーでポールシッターのカラム・アイロット(プレマパワー)のオーバーテイクに成功。2周目を迎えるころには1.947秒ものリードを築く。

 2番手に後退したアイロットは、レース序盤こそタイヤのウォームアップに苦しんだものの、レース10周目にはペースアップ。エリクソンと1秒以内につけてみせる。

 トップの2台は、その後9周に渡って僅差のバトルを展開したが、ファイナルラップ直前にエリクソンがペースアップ。最終的に2.336秒までギャップを広げてトップでチェッカーを受けた。

 2位はアイロット、3位はジェイク・ヒューズ(ハイテックGP)だった。

「最高のスタートだった」とエリクソン。

「路面が濡れていない(アウト側の)グリッドからスタートできたのがラッキーだった。最初から6コーナーでカラム(・アイロット)を抜くつもりでいた」

「だから4コーナーの立ち上がりでアウト側を狙いに行ったんだ。かなりタイトなラインだったけど、うまく決めることができたよ」

「そのあとは、とにかくギャップをマネジメントすることに集中した」

 日本勢は17番手グリッドからスタートした佐藤万璃音(モトパーク)が、ポジションを5つ上げて11位でフィニッシュ。10番手グリッドからスタートした牧野任祐(ハイテックGP)は19位だった。