2017年F1バーレーンGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは6位だった。
マックス・フェルスタッペン 予選=6位
FP3でトップだったことはたいして意味がない。それでも競争力はあると思った。予選も最初はうまくいっていた。走るたびに速くなっていったんだ。感触もすごくよかった。
最後のランで、ルイス(・ハミルトン)の後ろを走り、アタックラップの準備をしていた。最終コーナーに入る準備をしようと思ったら、フェリペ(・マッサ)が僕の前に飛び込んできて、止まったんだ。僕の後ろには大きなギャップがあった。つまり「なんでそんなことするんだ?」って話だよ。
おかげでコーナーをずっと1速で回って彼との間にギャップを作らなければならなくて、それがラップ全体に響いた。タイヤが冷えてしまうと、最終コーナー立ち上がりはうまくいかないからね。ターン1でタイヤが冷えた状態だと、アンダーステアになって、もうチャンスはなくなる。
残念だよ。僕らは互いを尊重し合って、ギャップを維持すべきなのに。最終コーナー手前で割り込んだりすべきじゃない。
でも全体的にみればいい予選だったから、明日が楽しみだよ。フェラーリに近づけると思う。メルセデスとはタイムが違いすぎるけど、タイヤに厳しくて苦しむ傾向にあるから、どうなるか分からない。予選ではメルセデスとフェラーリがエンジンの出力を少し上げてくるのは分かっていた。でも決勝になると僕らも少し戦えると思う。
クリーンなスタートを決めて、事故を避けて、どこまでやれるか見ていく。今日は本当ならもうちょっと上のポジションを確保できたはずだけど、前回はもっとずっと後ろからスタートして表彰台に上がったんだから、不可能なことなんて何もない。