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食のヘルシー度をユーザー間で楽しく競い合う画像共有サービス「KaleKam」

2017年04月15日 21:03  Techable

Techable

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株式会社リクルートライフスタイルが2016年5月に発表したアンケート結果では、対象者のうちの27.7%が「過去1年以内に食べ物や外食の様子を画像で投稿した経験がある」と回答。

また、画像共有サービス「Instagram」では、これまでに、ハッシュタグ「#food」を付した画像が2億点以上もアップロードされている。

このように、食にまつわる画像をソーシャルメディアネットワークに投稿するアクションは、日本に限らず、世界各地にすっかり普及した。
・ヘルシーな食生活を競い合う画像共有サービス
米カリフォルニア州で開発された「KaleKam」は、世界各地で日常的に行われている画像投稿アクションとゲーミフィケーションを融合させ、ユーザーが楽しみながら、より健康的な食生活にシフトできるよう促す画像共有サービスだ。

ユーザーが食に関する画像を投稿すると、「KaleKam」の画像認識アルゴリズムによって、画像に写っている食事のヘルシー度を1から100までのスコアで評価し、ポイントを付与。

ユーザーは、獲得ポイントを他のユーザーと競い合いながら、健康面に配慮した食事選びやより健康的な食習慣を身につけられる仕掛けとなっている。
・カロリー数だけでなく食の質を客観的に評価
「KaleKam」は、現在、米国ユーザーを対象に、iOS対応アプリとしてリリース。

日常的な食生活をモニタリングするツールは、従来、摂取カロリーをベースとするものがほとんどだったが、「KaleKam」は、人工知能を効果的に活用することで、摂取カロリーの数値だけでなく、食の質そのものを定量評価している点においても、ユニークなツールといえるだろう。

KaleKam