2017年F1バーレーンGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=8位/2=14位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=13位/2=20位だった。
チームによると、FP1ではセットアップ変更を中心に行い、バンドーンはフロアを交換、アロンソはリヤウイングを交換したという。
バンドーンはセッション終盤にMGU-Hのトラブルに見舞われ、コース脇にマシンをとめた。チームはPUを新しいものに交換して、FP2開始から40分後にバンドーンをコースに復帰させた。しかし2回目のランの後、エンジニアがMGU-Hに問題があることを発見したため、バンドーンは走行を中止することになった。チームはバンドーンのMGU-Hを土曜の走行に備えて交換する予定だ。
アロンソは比較的順調に走行をこなし、FP2では決勝に備えて燃料を多く積んでテストを行っている。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
今日のバーレーンは非常に暑かった。40度近いなか、フェルナンドは予定していたプログラムを中断されることなくやり遂げ、大量のデータを収集してくれた。今夜、我々はこれを分析する。
ストフェルの方はかなり厳しい一日を過ごした。彼のマシンにはMGU-Hの問題が連発した。これについてはホンダとともに調査を行っている。トラブルに見舞われた結果、彼は期待していたほどの周回をこなすことができなかった。
しかしドライバーはふたりとも、バーレーン・インターナショナル・サーキットをエンジョイしている。フェルナンドはF1で、ストフェルはGP2でここで優勝した経験を持つ。彼らは明日、全力を尽くして予選を戦うだろう。ストフェルは明日のFP3で問題に阻まれることなく予選への準備をすることができれば、いい走りができるだろう。彼にとって明日は順調な一日になることを願おうではないか。