2017年F1バーレーンGPの金曜、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンはフリー走行1=13位/2=20位だった。
FP1ではセットアップ変更を中心に行い、バンドーンはフロアを交換。しかしセッション終盤にMGU-Hのトラブルに見舞われ、コース脇にマシンをとめた。チームはPUを新しいものに交換して、FP2開始から40分後にバンドーンをコースに復帰させた。しかし2回目のランの後、エンジニアがMGU-Hに問題があることを発見したため、バンドーンは走行を中止することになった。チームはMGU-Hを土曜の走行に備えて交換する予定だ。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン フリー走行1=13位/2=20位
今日も問題が発生し、厳しい一日になった。FP1でエンジンの問題が起きて、FP2で再発した。そのため、今日はあまり走行することができなかった。これほどまでに走行時間を失うことになり残念だ。特にFP2は予選や決勝とコンディションがほとんど同じだというのに、あまり走れなかった。理想的な状況とはいえないけれど、明日は問題を解決して、もっと順調に走れればいいね。
明日の予選には、ある意味、手探り状態で臨むことになる。でもフェルナンド(・アロンソ)が今日たくさんの周回を走れたのはよかった。フェルナンドが得た情報をベースに、僕らは準備を始めなければならないが、その情報は僕らにとっても役立つはずだ。
信頼性の問題に阻まれ、シーズン序盤はあまりうまくいっていない。トラブルフリーで過ごした週末がまだ一度もないんだ。
いまは難しい状況だが、これが現実だ。今回も厳しい週末になることは最初から分かっていた。明日は今日よりいい日になることを願っている。明日何ができるのか、全く予想がつかないし、明確な目標を定めるべきではないと思う。何よりも順調に走行すること。確実にそれを実現して、その上で何ができるのかを見ていこう。