スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは4月14日、2016年/2017年のGTAドライビングモラルハザード制度の通達一覧表を掲載した。2名のドライバーがペナルティポイントの累積により、出走禁止・参加禁止のペナルティを受けている。
GTAドライビングモラルハザード防止制度は、観客に対しプロフェッショナルなドライビング、バトルをみせ、魅力的なレースを構築するために定められているもの。
GTAは、公式テストを含むスーパーGTの走行時に発生したケースごとの状況により即断し、定められたガイドラインに抵触したと判定された場合、チームおよびドライバーにペナルティが課される。ポイント制による各種ペナルティや、走行の制限、レース参加の制限と拒否などがある。
4月8~9日に行われた第1戦では、5名のドライバーがペナルティを課されているが、このうち和田久(アールキューズ SLS AMG GT3)、田中勝輝(植毛 GT-R)にペナルティポイントが課されてしまった。和田は予選Q1時の赤旗中の追越、田中はウォームアップ、決勝での接触による。
この結果、和田は累積ポイントが10点以上となってしまい、次回出場大会の出走禁止が課されてしまった。また、田中は次回出場大会の公式練習(最初の1時間)の参加が禁止となっている。