2017年04月14日 15:02 リアルサウンド
第69回カンヌ国際映画祭に同時出品されたジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』と『ギミー・デンジャー』が、2作品連続で日本公開されることが決定した。
『パターソン』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『沈黙ーサイレンスー』のアダム・ドライバーが主演を務める人間ドラマ。ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしている主人公パターソンの日常を描く。
主演のドライバー、『彼女が消えた浜辺』のゴルシフテ・ファラハニのほか、「君の事を思いながらこのシーンを書いた」というジャームッシュ監督たっての希望で、『ミステリー・トレイン』以来27年ぶりに永瀬正敏がジャームッシュ作品に再出演を果たしている。
『ギミー・デンジャー』は、ジャームッシュの長年の親友でもあるイギー・ポップとの友情から制作された、ザ・ストゥージズのドキュメンタリー映画。『イヤー・オブ・ザ・ホース』以来20年ぶりの音楽ドキュメンタリーとなる本作について、ジャームッシュ監督は「この映画は、ロック史上最高のバンドへのラブレターだ」と語っている。
『パターソン』は、8月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。『ギミー・デンジャー』は、9月2日より新宿シネマカリテほかにて順次公開される。(リアルサウンド編集部)