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ラッパー課長・SATO-C 40歳2児のパパ“フツーのサラリーマン”がデビュー

2017年04月14日 14:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

40歳でデビューしたラッパー課長・SATO-C(出典:https://youtube.owacon.moe)
某IT企業の課長、つまり“フツーのサラリーマン”がラッパー「SATO-C」としてiTunesデビューを果たした。“課長”と名の付くミュージシャンと言えば、ゲスの極み乙女。のベーシスト・休日課長がいるが、SATO-Cは正真正銘、現役の課長なのだ。しかも彼は40歳で2児のパパ。ラッパーとしてデビューするにはちょっと遅い気もするが、そんなことはかまわずやる気満々だ。

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2月5日に楽曲『ハジメロ』でiTunesデビューしたラッパー課長・SATO-C。某IT企業で課長職を務めながらも、プライベートではラップを追求、1年前の4月から社会人のラップバトルの大会、ビジネスマンラップトーナメント(BRT)に参戦し始めた。様々な時事問題をラップで伝えるニュースショー『NEWS RAP JAPAN』(AbemaTV・3月26日放送)にも出演、社会人のラッパーの主張コーナーで「日本を元気にしたい!」とラップで訴えた。

4月1日にはデビュー曲『ハジメロ』MVを公開、一見して40歳課長ラッパーとは思えない仕上がりとなっている。ファンキーでご機嫌なサウンドと小気味良く刻まれるビートにノリ、キャップをかぶり、蛍光色のポップなサングラスをかけたSATO-Cが、渋谷の街中やミラーボールの下で「ハジメロハジメロ なにかをハジメロ」とラップで訴えかける。同曲は、SATO-C人生初のオリジナルラップソングであり、作詞はSATO-C、作曲はラップユニット「P.O.P」のギタリストで作曲家のSaito Ryoji氏だ。SATO-C自身がラップと出会い、ハジメルことで仲間とつながり、いろいろハジマッテいった経験を元に書いた歌詞は、社会人を中心に誰もが新しく何かをハジメルきっかけになるポジティブソングだ。

実はSATO-Cは社会の閉塞感を個人的に大変憂いているのだという。「もっと、もっと、楽しめる。人間は楽しめる。大人が特に社会人が元気がないこの世の中、40、41にもなって、ではなく、40代だからこそ、ワクワクすることを週末に実施して、パラレルワークやワークライフバランスが叫ばれる世の中で、本業も充実するような趣味を充実させよう、もっとみんながなにかを躊躇せずハジメル世の中にしよう」とマジメに考えているのだ。

またSATO-Cは、5年前から何度かイベント「SATO-C Night」を開催している。今年は自身のバースデーイブにあたる4月16日に「SATO-C NIGHT 2017」として、生誕41周年とデビュー曲リリースを記念し、なんと自らの誕生パーティーを自らプロデュースして、ヒップホップなプライベートイベントを船上バーで開催予定だ。あくまでもラッパーとしての活動はプライベートと位置づけながらその活動はとどまることを知らず、2020年には日本武道館ライブを“勝手に”予定しているという。



出典:https://youtube.owacon.moe
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)