トップへ

TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

2017年04月14日 12:52  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA 2017スーパーGT第1戦岡山
2017年4月14日
プレスリリース

2017 SUPER GT 第1戦岡山
Team TAISAN SARD - #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
期待の新人コンビが「FUKUSHIMA」復興の想いを乗せて初戦を疾走

 4月8日(土)~9日(日)スーパーGT第1戦「SUPER GT 300km RACE」の決勝が行われ、GT300クラスに参加したTeam TAISAN SARD #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA。

 復興を応援する想いを 込めてボディには「FUKUSHIMA」、新たに福島民報社と福島民友新聞社とスポンサー契約して各ロゴを貼付して疾走。

 新体制で野田英樹監督のもと、期待の新人ドライバーとなる山田真之亮選手/ジェイク・パーソンズ選手のコンビが奮闘をみせた。

 8日(土)に行われた公式予選では山田選手がアタックするも激戦のQ1で赤旗中断などタイミングが難しい状況のなかで本来の速さを発揮できず、まさかの25番グリッドに沈んでしまう。

 だが、挽回を諦めない強い気持ちで決勝へ臨んだ。9日(日)決勝では山田選手がスタートを担当。トラブル車による赤旗、セーフティカー(SC)スタート、6周目にSC導入など波乱のレース前半で堅実に落ち着いた走りで順位を次第に上げていく山田選手。

 21周目には自己ベストラップを刻んで後半に掛けるべくピットインを引っ張り40周を終え暫定5位に。再びセーフティカー導入の波乱があったが、46周目暫定5位のままピットイン。

 給油と2輪交換で復帰のところ、ピット作業でボディ修理をオフィシャルに命じられ大きく45秒ものタイムロスを喫してしまう。

 21位でパーソンズ選手が戦列に復帰となったが、負けじと不屈の闘志で再びここからの挽回を目指して奮闘。50周目に20位に順位を上げ更に前を追いかける。だが、激しいポジション争いの中で、58周目1つ順位を落とす。

 その後も厳しい戦いが続いた結果、同クラスでは1周遅れながらGT500のチェッカーのタイミングで75周走破の21位でチェッカーとなった。

 Team TAISAN SARD #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAは、ポイント獲得こそならなかったが、最後まで決して諦めず奮闘を見せ、「FUKUSHIMA」復興の想いを乗せて初戦を疾走し完走を果たした。

■Team TAISAN SARD:スーパーGT第1戦岡山(GT300クラス)結果
車両名:TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
ゼッケン:26
ドライバー:山田真之亮(1992年8月29日生:24歳)
     ジェイク・パーソンズ(1994年12月26日生:22歳)
公式予選:25位(ベスト1分28秒186/DRY:山田)
決勝(75周):21位(2時間12分41秒255、ベスト1分28秒150/DRY:山田)