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ライアン・ジョンソンも絶賛『フリー・ファイヤー』に大友啓史やみうらじゅんがコメント

2017年04月14日 10:03  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown

 4月29日に公開されるブリー・ラーソン主演映画『フリー・ファイヤー』に、大友啓史やみうらじゅんら著名人が絶賛コメントを寄せた。


参考:『ゴースト・イン・ザ・シェル』なぜ賛否両論に? 押井守版『攻殻機動隊』と比較考察


 本作は、『沈黙ーサイレンスー』のマーティン・スコセッシが製作総指揮、『ハイ・ライズ』のベン・ウィートリーが監督を務めたアクション・コメディ。銃取引のため、ある場末の倉庫に集まったギャングたちが、ある揉め事から壮絶な銃撃戦を繰り広げる模様を描く。


 12月15日に公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督も自身のTwitterで「超最高。クレイジーで完璧なノリ。どうやってこんな映画を作ったんだ」と大絶賛している。


 日本では、計10名の各界著名人がコメントを寄せた。大友啓史、みうらじゅん、松尾スズキらが、作品をいち早く鑑賞した感想を思い思いに綴っている。


<著名人コメント一覧>


■大友啓史(映画監督)
「映画」というオモチャを手にしたオトナ達が、本気で遊んでいるサマが眼に浮かぶ。
快楽ってのはそういうもんだ。誰かが本気で楽しんでいると、それを見るだけでこっちも楽しくなってくる。無数の銃撃音の合間に、腹の底から込み上げてくる笑い。
ああ、こういう映画、作りたいよねえ。


■みうらじゅん(イラストレーターなど)
大乱闘銃撃のバックに流れるやけに優しいラブソング。
肝はジョン・デンバーの歌に有り!
涙が出るほど笑った。


■松尾スズキ(作家・演出家・俳優)
登場人物全員虫かごに入れて、ずーっと観察して優越感に浸りたい。


■坂上忍(俳優)
ヤベェ面白過ぎる!
ヤベェクソ面白い!
『レザボアドッグス』を超える密室劇は不可能とおもわれたが、可能にしちゃいましたね
銃撃戦だけで90分間もたせようなんてこの監督は狂ってる
あっという間の90分間とかよく言ってるけどこの作品を観た後に果たして言えるだろうか?


■大川豊(大川興業総裁)
登場人物全員国会で証人喚問だ! 銃民主党の銃撃戦だ!


■寺門ジモン(芸人)
生き残る為には友情、根性、愛情? この映画を観ると銃弾の数ほどサバイバルヒントがもらえる!


■大仁田厚(プロレスラー)
これが史上初の男女混合による銃撃戦ヒューマンバトルロイヤルじゃ!!
とにかくグイグイ引き込まれる展開、ユルイようで激しく深い。
こんなに人は簡単に銃をぶっ放し、呆気なく傷を負い死に、そして狂っていくんだと、淡々とした中にユーモア溢れる登場人物にリアリティを覚える描写。
しかし総じて、マッドネス! こいつら全員狂ってやがる!!


■丸山ゴンザレス(犯罪ジャーナリスト)
裏社会では交渉の言葉を弾丸に例えることがある。
だから、いざとなるとお構いなしにどいつもこいつもぶっ放すのだ!


■ジャンクハンター吉田(フリージャーナリスト)
マヌケな悪党たちが小さなことから銃撃戦を繰り広げるバトルロイヤル劇だが、ジワジワくる会話劇も必見!


■ギンティ小林(フリーライター)
虫けらたちの身勝手きわまりない私利私欲が銃弾 と共にスパークした結果、絶妙なハーモニーを奏でてしまい、バイオレンス 映画史上類を見ない傑作がいま誕生した!


(リアルサウンド編集部)