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Sexy Zone、いよいよ“セクシー”が似合うグループに? 新曲「ROCK THA TOWN」での挑戦

2017年04月14日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

Sexy Zone

 今晩4月14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、Sexy Zoneが出演する。披露するのは、発売中の13thシングル曲「ROCK THA TOWN」だ。4月10日付オリコン週間シングルランキングでは初登場1位を獲得。デビューシングル以来、13作連続1位という記録を更新している。初週売上は12万枚と、前作「よびすて」の11.5万枚を上回る好調ぶりだが、今作の魅力について芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。


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「『ROCK THA TOWN』は、Sexy Zoneのシングルとしては珍しくアッパーチューンのファンクミュージックです。衣装もワイルド系で、ジャケットプレイが光ります。そして、なんといっても腰振りのダンスが特徴ですね。もともとSexy Zoneという名前は、“マイケル・ジャクソンのようなセクシーさ”をイメージしてつけられたもの。ですが、デビュー当時の彼らは、まだ少年らしい無邪気さ、フレッシュさがまぶしく、セクシーさが出てくるのは“まだ先かな”といった印象でした。しかし、デビュー当時11歳だった最年少のマリウス葉さんも17歳に。いよいよ大人の男性の色気が似合う年頃になってきたように思います。また、デビュー曲『Sexy Zone』では、地球や世界を歌詞に取り入れていましたし、今作でも<世界はBorderlessだろ>という歌詞があり、世界的に活躍するセクシーなグループという原点回帰を感じさせます。デビュー当初に思い描いていた“Sexy Zone”を体現する、そんな作品ではないでしょうか」


 ハワイで撮影されたというMVでは、The Beatlesの「Abbey Road」を彷彿とさせる横断歩道を渡るシーンや、中島健人と菊池風磨がメンバーを乗せてオープンカーを運転するなど、どこか洋楽のテイストを感じさせる演出が目を引く。


「佐藤勝利さんは、ポール・マッカートニーの来日公演を観覧したことがきっかけでビートルズにハマり、レコーディングブックも手に取っていたとか。中島さんはOne Direction、菊池さんもSimple Planなど洋楽を好んで聴いているとも聞きます。今回のMVは、そんな彼らの好きなものを取り入れるようにして創られたのかもしれません。また、ドイツ生まれのマリウスさんの語学力、飾らない言動でファンを魅了する松島聡さんが、ドライブで見せたメンバーとの時間を心から楽しんでいる表情が、MVに彩りを添えています。先日、ツアー中に5人で銭湯に入ったという話がラジオで語られました。公式ケータイサイトの『ジャニースweb』では、5人のVサインを合わせて星型を作った写真、拳を突き合わせた写真などがアップされ、ファンを喜ばせています。グループとしての団結力の高まり、一人ひとりの成長……Sexy Zoneは、今後さらに表現の幅を広げていくでしょう」


 現在、『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 STAGE』を開催中のSexy Zone。コンサートに参加したファンからは「過去最高のツアー」と呼び声も高い。より高みを目指そうとグループをリードしていく兄組と、その期待に応えようと健気に努力を重ねていく弟組。そしてセンターでありながら、作り手としての全体視点のある佐藤。グループとしてのバランスが良く、常に進化を続けているSexy Zoneの“今”を、ぜひ今夜の生放送で確かめてほしい。(竹上尋子)