バリチェロ「アロンソのインディ500参戦は“でっち上げ”だと思った」

F1とインディカーの両カテゴリーを戦ったルーベンス・バリチェロ。インディ500に挑戦するフェルナンド・アロンソのニュースに驚くも、アロンソに対し予想できない出来事に気を付けろとアドバイスをしている。

　F1を322レース戦った鉄人バリチェロ。F1引退後の2012年にはインディカーにKVレーシングから参戦し、初挑戦のインディ500では予選10番手、決勝11位という結果で終えた。


「僕のキャリアの話をすれば、オーバルの練習を積んだけど、インディ500に来たときは、信じられないことがあったよ」とバリチェロ。

「僕にとっては重要な言葉さ。予想外のことを待ち受けろってね。インディアナポリスでは、予想外のことを予測していなければならないんだ」

「とても長いレースだし、彼が練習する時間を取れることを願っているよ。トラック上は彼だけではない。しかし、いろいろなシチュエーションでの乱気流やトラフィックは誰にもわらない。それを理解しないとね」とコメント。

　バリチェロは、アロンソがモナコGPを欠場しインディ500に参戦するという話は、アンドレッティ・オートスポートのでっち上げだと初めは思ったようだ。

「ニュースを見たときは信じられなかったよ。どんなレースも欠場したことないのに、彼が“モナコ”を欠場するなんてってね。しかし、ホンダと一緒に彼は選択したんだ」

「彼は素晴らしいドライバーで、オーバルにうまく適応すると確信している。彼の後ろにはインディアナポリスでとても素晴らしいチームがいる。だからクルマや能率に関してももいいだろうね」