F1バーレーンGPを前に、メルセデスのボス、トト・ウォルフが意気込みを語った。
メルセデス・モータースポーツ エグゼクティブディレクター トト・ウォルフ
中国では素晴らしいやり方で、戦いのなかでフェラーリに反撃できた。ペースの面でも差はとても少なく、コース次第でシーズン中はせめぎ合いのバトルになるだろうと予測している。誰にとってもエキサイティングなことだ。
2017年シーズンはファンにとっても我々チームにとっても、完璧なシチュエーションになっている。我々は皆レーサーであり、誰もがこのバトルに興奮している。
開幕2戦が終わったところで、メルセデスとフェラーリは1対1だ。特性とコンディションが大きく異なるサーキットでのレースを終えてみて、我々が拮抗していることは明らかだ。そして、二者間の小さな差が大きな違いを生み出すことになるだろう。
コンストラクターズ選手権では我々が1ポイント上回っているが、この差は楽観視していいものではない。マシン開発のためにできるだけのことをする必要があるし、そうしていくつもりだ。エラーがあれば修正し、改善を続けていこう。我々は、気持ちのうえではチャンピオンではなく敗者のつもりだ。戦いは始まったばかりだよ。