2017年04月13日 15:03 弁護士ドットコム
自身の女性器のデータを提供したとして、芸術家・漫画家の「ろくでなし子」こと五十嵐恵被告人がわいせつ電磁的記録頒布などの罪に問われていた裁判の控訴審で、東京高裁は4月13日、一審・東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。
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一審の東京地裁判決は、データ提供については有罪(罰金40万円)としたが、女性器をかたどった作品を展示したことについては無罪としていた。裁判では、ろくでなし子さんの作品が「わいせつ」かどうかという点が争われていた。
ろくでなし子さんはこの日、赤色のワンピースにベージュのコートを羽織って入廷した。法廷には、この事件の報道がきっかけで知り合い結婚した英ロック歌手、マイク・スコットの姿もあった。
(弁護士ドットコムニュース)