映画『武曲 MUKOKU』のポスタービジュアルと場面写真が公開された。
ポスタービジュアルは、旧暦の4月13日に宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘を行なったことに由来する「決闘の日」にちなみ、「現代の侍」をイメージしたもの。綾野剛演じる研吾と村上虹郎演じるラップに夢中な高校生・融の対照的な姿が捉えられている。題字は書道家の武田双雲が手掛けた。
また場面写真では雨の中で剣を振るう研吾の様子や、制服姿の融と柄本明演じる僧侶・雪峯が対峙する場面、上半身裸の融の姿、剣を持った融が研吾と向き合っているシーンなどが確認できる。
6月3日に公開される『武曲 MUKOKU』は、藤沢周の小説『武曲』が原作。剣道の世界で一目置かれる存在になるも、父にまつわる事件が原因で生きる気力を失った主人公の研吾と、本人も知らない剣の才能を持つ少年・羽田融の対決を軸に、父と子、師匠と弟子の戦いと絆を描く。監督は熊切和嘉。