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北米ホンダ、燃料電池車『クラリティ』のPHEV、EVタイプをNYショーでワールドプレミア

2017年04月13日 11:22  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

クラリティ・プラグインハイブリッド
2017年4月13日
プレスリリース
2017年ニューヨークオートショーで「CLARITY PLUG-IN HYBRID」と「CLARITY ELECTRIC」を世界初公開

 Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス 社長:神子柴 寿昭)は、現地時間2017年4月12日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

 Hondaは、2017年ニューヨークオートショー(プレスデー:4月12日~13日、一般公開日:4月14日~23日)において、「CLARITY PLUG-IN HYBRID(クラリティ・プラグインハイブリッド)」※1と「CLARITY ELECTRIC(クラリティ・エレクトリック)」※1を世界初公開しました。

 クラリティ・プラグインハイブリッドとクラリティ エレクトリックは、2016年3月に日本で発表した「CLARITY FUEL CELL(クラリティ・フューエルセル)」と共通のプラットフォームを使用したプラグインハイブリッド車(PHEV)と電気自動車(EV)です。

 世界で初めて※2同一プラットフォームにPHEV、EV、燃料電池自動車(FCV)という3種類の電動パワートレインを取り揃え、広く上質な室内空間を誇る5人乗りミドルサイズクラスセダンに新しい価値をもたらします。

「CLARITY(クラリティ)」シリーズにより、Hondaが2030年に向けて掲げる「四輪商品ラインアップにおける販売数の3分の2をPHEVとハイブリッド、およびFCV・バッテリーEVなどのゼロエミッションビークルに置き換える」という目標達成に向けて電動化を推進します。

 クラリティ・プラグインハイブリッドは、17kWhのバッテリーを搭載し、これまでのミドルサイズクラスのプラグインハイブリッドで最長となる40マイル(約64km)以上のEV走行を可能にしています。

 バッテリーの満充電に掛かる時間は240ボルトで2.5時間。高効率の1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンとの組み合わせにより、ガソリンと電気の総走行可能距離は330マイル(約531km)以上となっています。

「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードにより、燃費重視からレスポンス重視まで、お客様の好みに合ったモード選択が可能。

さらに、バッテリーの充電を優先するHVモードを搭載、3種類全ての走行モードと組み合せることができます。クラリティ・プラグインハイブリッドは2017年中に米国で販売を開始します。

 クラリティ・エレクトリックは、日々の通勤などで、EVならではのクリーンさと、セダンならではの上質で快適な広い室内空間の両方を求めるお客様向けに、お求めやすい価格で新しい価値を提供するモデルとして開発しました。

 25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は80マイル(約128km)以上。満充電に掛かる時間は240ボルトで3時間強で、急速充電器使用時は30分で80%の充電が可能です。

 またクラリティ・プラグインハイブリッド同様3種類の走行モードを搭載しています。クラリティ・エレクトリックは2017年中にカリフォルニア州・オレゴン州でリース販売を開始する予定です。



※1 米国における車名
※2 Honda調べ(2017年4月現在)。FCV、PHEV、EVとして