ポルシェジャパンは、4月8~9日に開幕戦を迎えた2017年シーズンのスーパーGTに、FRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)車両として、ポルシェ・マカンターボを提供すると発表した。
スーパーGTのセッション中にアクシデントが発生した際、出動するFRO。車内にはドライバー、ドクター、レスキュースタッフらが乗り込んでおり、ストップしたマシンをコース外に移動する作業や、ドライバーの救出活動を行う、ファンにはお馴染みの車両だ。
ポルシェジャパンはこれまで、2012年5月にカイエンSハイブリッドを、2015年4月にはカイエンS E-ハイブリッドをFRO車両として提供しており、今回のマカンターボで3台目の車両提供となる。
このマカンターボは、コンパクトSUVセグメントのなかで、同社がもっともスポーティなモデルと位置づける1台。ポルシェ911譲りのパフォーマンスとSUVとしてのオフロード走破性、利便性、快適性を併せ持っている。
ポルシェジャパンは、「より円滑なスーパーGTのレース運営とドライバーの安全確保のため」にFRO車両を提供。ポルシェカレラカップ・ジャパンの開催とあわせて、日本におけるモータースポーツ文化の発展に寄与していくとしている。