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チャット橋本絵莉子とPeople In The Box波多野裕文、新デュオ結成&アルバムリリース

2017年04月12日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

橋本絵莉子波多野裕文、アーティスト写真

 橋本絵莉子(チャットモンチー)と波多野裕文(People In The Box)が、新たにデュオ「橋本絵莉子波多野裕文」を結成。6月21日に1stアルバム『橋本絵莉子波多野裕文』をリリースことを発表した。


 橋本は今回のデュオ結成にあたって「デュオ結成に寄せて」という文章を公開しており、「自分以外の誰かが作った曲を歌いたい」という願望があったことから、かねてより愛聴していたPeople In The Boxの波多野へ曲作りの提案をもちかけたことがきっかけになったという。


 2016年夏からプリプロを重ね、全9曲のレコーディングは同年末から2017年1月にかけて集中的に行なわれた。二人だけで全楽器の演奏を行い、主に橋本は作詞とドラム・ボーカル、波多野は作曲とギター・ベース・ピアノなどを担当。アコースティックな楽器編成を中心に、歌詞には極私的な事が綴られた、非常にプライベートな雰囲気のサウンドとなっている。今回の発表に合わせ、YouTubeで「トークトーク」 (作詞・作曲:波多野裕文) のMVも公開され、先行配信もスタートした。


 また「トークトーク」の先行配信スタートに加え、オフィシャルサイト (http://www.yabaiojisan.com) もオープン。URLは、二人が名曲と自認するM-2「飛翔」の歌詞に出てくる「やばいおじさん」に由来するもので、そのおじさんが乗っている軽トラックが、デュオのアイコンとなっている。同サイトには、ライター本間夕子氏による波多野のソロインタビューや2人によるしりとりも公開されており、橋本のソロインタビューは、5月に公開予定だという。(リアルサウンド編集部)


<デュオ結成に寄せて>

「自分以外の誰かが作った曲を歌いたい」


始まりは、こんな願望でした。自分から出てくるものに対して自信がなくなっていた時期でした。波多野くんにお願いした理由は、Peopleを夫婦でよく聴いていてファンだったから。チャットの求愛ツアーにも出てもらったし、曲を作ってもらうなら波多野くんがいいと思ったのです。


歌詞は、自分ではメロディーがつけられないものばかり渡しました。アルバムになって並べてみると、まんまと、徳島のことや家族のことばかりの歌詞でした。極私的な歌詞を、自分の想像の範疇にないメロディーで歌うことは、とても新鮮で、別人になったような不思議な感覚でした。


快く引き受けてくれた波多野くんに、願いを叶えてくれたキューンミュージックに、いつも見ていてくれるあっこちゃんに、感謝です。


橋本絵莉子