展覧会『「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート~』が、4月26日から東京・目黒のホテル雅叙園東京で開催される。
映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになったとも言われ、東京都の有形文化財に指定されている木造建築「百段階段」を舞台にする同イベント。絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真といったジャンルのアーティストが制作した、猫をモチーフにした作品が並ぶ。
出展作品は、もりわじんが招き猫366匹に日付を記した『誕生日猫』や、歌川国芳『猫飼好五十三疋』に登場する猫を立体陶芸で再現した小澤康麿の作品、切り絵の技法を用いて猫を表現する『日本招き猫大賞』受賞作家・松風直美の作品、「怖くて可愛い猫」をテーマにした石黒亜矢子の絵画、はしもとみおによる木彫など。会場には、17組のアーティストによる作品を展示販売するギャラリーショップ「猫アートマーケット」も設けられる。
会場内は撮影が可能となり、平常時は撮影禁止となっている百段階段の内部も期間中に限り写真に収めることができる。