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マクラーレン・ホンダF1、アロンソ残留を切望。交渉の優先権を確保

2017年04月12日 08:32  AUTOSPORT web

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2017年F1第2戦中国GP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・ホンダのボスが、フェルナンド・アロンソとの契約延長については夏に本格的に話し合いを行うと発言した。アロンソは、同チームと優先的に交渉することに同意しているという。

 アロンソは2015年から3年間の契約をマクラーレン・ホンダと結んでおり、現契約は今季末で切れる。

 2017年のプレシーズンテストの段階で、マクラーレン・ホンダのパフォーマンスが優れないことが明らかになり、アロンソはシーズン途中にもチームを離脱するのではないかとのうわさまで持ち上がった。

 しかしアロンソ自身、それを否定している。また、マクラーレン・テクノロジー・グループ エグゼクティブディレクターのザック・ブラウンは、アロンソはマクラーレン・ホンダとの交渉を優先的に行うことを認めたと発言した。

「フェルナンドは、我々と話をするまでは他の誰とも話はしないと言った。うれしいことだ」とザック・ブラウンが語ったとDaily Mailが報じた。

「彼は素晴らしいドライバーであり、懸命に努力し続けている。我々との関係は良好だ」

 ザック・ブラウンがアロンソとの話し合いは夏に行う予定だと明かしたとスペインのMarcaが伝えている。

「アロンソはとてつもないスーパースターだ。我々は夏に話をすることで合意している。シーズン前の時点からだ」とブラウン。
 
「彼はとにかく勝ちたがっている。それが彼にとって重要なのだ。我々は彼に残ってもらいたい。彼が他からオファーを受けているのかどうか、私は知らない。私が知っているのは、彼と我々は(最初に)交渉を行うということで合意しているということだ。アロンソは、我々との話し合いを行うまでは、他との交渉を進めることはない」